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高橋龍太郎コレクション 『ART de チャチャチャ -日本現代アートのDNAを探る-展』を鑑賞してきました

約5ヶ月ぶりのDiary更新となります。少し前になりますが2023年7月4日に、天王洲「WHAT MUSEUM」で開催されている高橋龍太郎コレクション「ART de チャチャチャ-日本現代アートのDNAを探る-」展へ行ってきました。コレクションは素晴らしい作品が多数あり、個人的には知らなかった作家さんでも、好きになった作品があり満足できるコレクション展でした。一部撮影禁止の作品もありましたが、写真撮影OKの作品を少し紹介します。


侵食 熊澤未来子

【展覧会概要】

高橋龍太郎コレクションは、日本屈指のアートコレクターである精神科医・高橋龍太郎氏が1997年から本格的に始めた現代アートコレクションで、現在3,000点を超える作品を所有しています。本展では、日本の現代アートの多様性を包括的に見ることができる同コレクションより岡村桂三郎、鴻池朋子、菅木志雄、山口晃、横尾忠則など、日本の長い歴史の中で築き上げられてきた文化や芸術、価値観を継承しながらも独自の視点で再解釈し、新たな形や方法で表現している作家の作品を中心にご紹介します。

日本の文化・芸術は時代の変遷とともに多種多様な外来文化を柔軟に解釈しながら受容し、発展してきました。現代アートの作家が日本独自の柔軟性と感性を受け継ぎ、その文化・芸術と向き合い葛藤して獲得したオリジナリティには世界にも類を見ない強度がみられます。本展では、日本の伝統文化・芸術の中に、現代の作家たちが何を見出し、どのように自らの表現へと昇華させたのかを探ります。展覧会を通して、日本の現代アートのDNAを探求しながらその魅力を新たに発見し、これからの現代ニッポンのARTを応援するきっかけになることを願います。

URL:https://what.warehouseofart.org/

また、別で開催されている公開制作:能條雅由「うつろいに身をゆだねて」も銀箔でつくられた作品も展示されており、素晴らしい展示でした。興味ある方はオススメです。

現代アートって、様々な作家さんの作品を見れば見るほど、一体なんなんだろう?と考えさせられます。不思議な世界ですね。今年はさらに展覧会に足を運ぶ予定です。

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