| 美術展

蔡國強《満天の桜》がYoutubeで公開されています

現在、国立新美術館(東京)で開催中の「蔡國強(さいこっきょう) 宇宙遊 – <原初 火球>から始まる」に行ってきました。日本で8年ぶりとなる蔡の大規模個展です。一番心動いた作品は《満天の桜》。もう一度観たいと思いYoutubeで検索したらアップされていました。できるだけ大きい画面で観ることをオススメします。

《満天の桜》海岸線に沿って幅400メートルにわたり、桜の木々が次々と立ち上がり、満開の花を咲かせ、やがて風に吹かれて消えてゆく。未来への希望とともに、どこか命の儚さも感じさせる壮大なスペクタクル。

WHEN THE SKY BLOOMS WITH SAKURA BY CAI GUO-QIANG

真昼の空彩る4万発の花火 世界的芸術家・蔡国強氏が手掛ける(福島県いわき市)

中国出身で福島県いわき市と縁が深い世界的芸術家、蔡国強さんの手掛けた花火「満天の桜が咲く日」が6月26日、同市の四倉海岸で披露され、鎮魂や希望の願いを込めた4万発が真昼の空を彩った。

蔡さんは1993(平成5)年秋から半年間、同市四倉町で暮らしながら作品を制作した。火薬を使った作品で知られ、北京五輪の開会式なども演出した。多くの人が見守る中、東日本大震災で被害に遭った人への鎮魂や復興の希望を込めた、波や桜をイメージした色鮮やかな花火を打ち上げた。
蔡さんは、「第2の故郷で皆さんと歴史的な瞬間を共有できた。また四倉で作品を披露したい」と話した。

最後に

国立新美術館の会場では上の動画とは違ったバージョンの映像作品がご覧になれます。「蔡國強 宇宙遊 – <原初 火球>から始まる」の写真は後日アップします。2023年8月21日(月)までの開催なので、まだ行かれていないかたは会期にご注意ください。

URL|https://www.nact.jp/exhibition_special/2023/cai/

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