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TAKEUCHI COLLECTION「心のレンズ」展 / WHAT MUSEUMを鑑賞してきました

みなさん、こんにちは。今日は2024年1月10日(水曜日)、東京は晴れ時々曇り、今年は全国的に暖冬傾向といわれている通り、昼間は暖かい日でした。せっかくの休みでしたので天王洲アイルにある WHAT MUSEUMで開催されているTAKEUCHI COLLECTION「心のレンズ」展を鑑賞してきました。

IT分野で活躍されているコレクター、竹内真さんの現代アートと家具のコレクションの展示です。個人的にはイヴ・クラインの作品を目的に足を運んできました。いくつか気になった作品を紹介していきます。

Untitled Blue Monochrome / Yves KLEIN


最初に紹介する作品は、個人的に観てみたかった、イヴ・クラインの作品「Untitled Blue Monochrome」。

イヴ・クラインが自分だけの青の顔料を開発し、特許もとった、インターナショナル・クライン・ブルー(IKB)という顔料で作品が制作されています。写真じゃ伝わらないですが、魅力的な発色で小さい作品ですが、本物の作品を鑑賞していると、吸い込まれそうになるような印象です。なんとも不思議な作品です。

※国内の美術館では、イヴ・クラインの作品「青いビーナス」を富山県立近代美術館と大原美術館(岡山県)が所蔵しています。

Pablo Picasso | Couple, from La Magie Quotidienne

撮影禁止でしたが、パブロ・ピカソのエッチング作品が展示されていました。
参考|Christie’s(クリスティーズ)

ピエール・ジャンヌレがデザインした21脚の椅子

ピエール・ジャンヌレがデザインした21脚の椅子をインスタレーションとして展示されていました。個人的には、家具にはそんなに興味がなく全くわからない世界ですが、この展示方法が素敵でした。

Portfolio / Lee Kit 李傑(リー・キット)


Lee Kit 李傑(リー・キット)は香港で生まれ台北を拠点に活動しているアーティスト。勉強不足で知らなかったアーティストですが作品が素敵で、好きな作家さんがまた1人増えました。展示されていた場所の都合で、作品は近くでは鑑賞できませんでしたが魅力的な作品です。

色々検索して調べてみましたがオフィシャルサイトはないようで、日本のアートギャラリーShugoArtsさんのサイトで紹介されています。
https://shugoarts.com/artist/55/


展示風景(現代アートと家具が同時に展示されています。)

14.2.88 / ゲルハルト・リヒター


現代アートの父といわれているゲルハルト・リヒターの作品も展示されています。

この星のモデル(ペア) / 小林正人


小林正人さんの作品も素敵でした。
公式サイト|https://masart.jp/

ドナルド・ジャッド

ミニマル・アートの先駆者「ドナルド・ジャッド」の作品も展示されています。

まだまだ多くの作品が展示されています。ピカソ以外の作品は撮影可能でしたが、さすがに全部は紹介しきれないので、気になる方はぜひWHAT MUSEUMに足を運んでみてください。

まとめ

詳細の情報は美術手帖のREPORT / WHAT MUSEUMで見る、コレクター・竹内真が築いてきた「心のレンズ」でも紹介されています。会期は2024年2月25日までです。コレクターさんの展覧会は知らないアーティストの作品に出会えるいい機会にもなりますね。それでは次回の更新をお楽しみに。

WHAT MUSEUM|寺田倉庫が運営する美術館
公式サイト|https://what.warehouseofart.org/

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