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デ・キリコ展 東京都美術館を鑑賞してきました


皆さんこんにちは、今日は2024年5月11日(土曜日)。ゴールデンウィークも終わり、夏への準備がはじまりました。春服はほんとど着ることなく夏服へ衣替えの雰囲気です。ここ数年は春服を買うことが少なくなってきました。先月4月18日にMUCA展に行って以来の美術鑑賞です。今回は東京都美術館で開催されているデ・キリコ展を鑑賞してきました。

「形而上絵画」と自ら名付けたシュルレアリスムの先駆けと評価されている作家です。シュルレアリスムとえいば、ルネ・マグリットやダリが有名ですが、彼らよりも早く、非日常を表した絵画を描きはじめた作家で、シュルレアリスムに大きな影響を与えています。

写真撮影はNGでした

最近は写真撮影が許可されている美術展が多いなか、今回は完全に撮影NGでした。なので、今回このブログでは作品紹介ができません。代わりにYoutubeで山田五郎さんが紹介してくださっているので、下記からご覧ください。

撮影に関しては日本では色々意見があるようですが、撮影OKで、混雑していると鑑賞の邪魔になる場合が多いので、このブログで紹介できなくなりますが、撮影禁止の美術展もいいのではないのでしょうか?シャッター音がない空間は心地よいものです。

美術館に行く前に

デ・キリコについて、ほとんど知らなかった状態だったので、山田五郎さんのYoutubeを拝見してから東京都美術館に行ってきました。山田五郎さんの解説はとても分かりやすいので、これから行く予定の方は動画を見てから行くのをおすすめします。2本だてで、著作権の都合上、期間限定公開になっています。

感想

個人的には、シュルレアリスムの絵はどちらかといえば、好きというより苦手でしたが十分楽しめました。丁寧にみていったので3時間以上かかりましたので、作品数も多いので時間に余裕を持って鑑賞することをおすすめします。ミュージアムショップも含めると4時間近く美術館に滞在しています。

器用で色々なスタイルの作品を描いた作家です

個人的に感じたデ・キリコの魅力は何よりも画力が高いです。一つのスタイルに留まることなく、様々な技法に挑戦していっているので形而上絵画だけでなく古典技法を研究し描いた作品も多数展示されています。肖像画や鉛筆でのスケッチも展示されていましたが、それを見ればデッサン力や技術力の高さが伺えます。

ミュージアムショップの充実

最後のミュージアムショップが今回も充実していました。東京都美術館の企画展はグッズはいつも充実しています。ポスターやポストカードを購入することはほとんどないのですが、今回は思わず欲しくなってしまいました。ミュージアム・ショップには珍しく、自宅で飾りやすくするためにもフレーム・マットも一緒に販売していて、セットで欲しくなります。プレゼントとしても最高なんじゃないでしょうか?

また、デ・キリコと直接的な関係はないですが、イタリアの活版印刷で刷られた綺麗な紙も販売されており、悩みましたが、図録と芸術新潮を購入して帰宅しました。

まとめ

今回のデ・キリコ展は東京では2024年4月27日~8月29日、その後神戸で2024年9月14日~12月8日の開催です、デ・キリコの作品がこれほどの量を一気に鑑賞でいる貴重な機会です。
公式サイトURL|https://dechirico.exhibit.jp/

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