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『アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO 展』京都市京セラ美術館 に行ってきました

現在、京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」で開催されているアンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO 展を見に東京から京都へ行ってきました。こういう大型店は、関東にも巡回してくれる美術展が多いと思いますが、今回は京都のみ開催。新幹線チケット代が痛いですが、思い切って旅行がてら2023年1月19日(木曜日)お昼頃、東京を出発しました。

おそらく6・7年ぶりの京都。1泊2日の旅です。展覧会を観たあとはお寺めぐりと京都の友人に会いに。旅行はいつ行ったか思い出せないくらい久しぶりで、コロナで東京の緊急事態宣言が2020年の5月14日。今日は2023年1月24日、月日が過ぎるスピードの早さにびっくりです。今年はコロナによる行動制限やマスク着用の義務がなくなりそうなので旅行を楽しむ一年にしたいと思っています。


写真撮影OKの展覧会でしたので大量に撮影してきましたが、今回は1枚だけ掲載します。アーティストになる前の商業イラストレーター時代の作品。個人的にはアーティスト時代よりイラストレーター時代の作品の方が好みです。

肝心の展覧会は作品も充実しており、2014年に森美術館(東京)で開催された「アンディ・ウォーホール展 永遠の15分」以来、約9年ぶりのウォーホル作品。当時見ることのできなかった作品も多数あり(今回の展覧会は日本初公開作品100点以上)、特に商業イラストレーター時代の作品もかなり展示されており、大型作品の「最後の晩餐」も自分の目でみることができました。

初めて行ったウォーホルの展覧会は2003年、東京のPARCO MUSEUMで開催された「ANDY WARHOL, HIS WORKS, IDEA&PROCESS」。記憶が確かでしたら今回で3回目のウォーホル展です。何度みても好きなアーティストの展覧会は楽しいものです。


東京に巡回することはないので、京都まではるばる足を運んでみましたが、できるだけ安い宿を探して、新幹線・宿代・展覧会チケット・図録・食費で約4万円。安くはないですが、アンディ・ウォーホルファンは絶対行ったほうがいい展覧会です。京都も旅行できますし、行って損はないタイミングです。会期は2023年2月12日迄、残りわずかですが迷っているかたは是非背中を押させてください。
※お土産として公式図録(¥2,970 / taxin)を購入しました

展覧会だけでなく、京都市京セラ美術館の建物・庭園自体も素晴らしく入った瞬間から心躍る時間が始まりますよ。京都は冬しかいったことないので次回は春か秋の人気のシーズンに行く予定です。タクシーの運転手さんに教えて頂きましたが冬はオフシーズンで比較的空いている時期です。人混みが苦手な方は冬もありです。

京都市京セラ美術館については「Casa BRUTUS特別編集 京都シティガイド」に詳しく紹介されています。気に入る旅行ガイドブックはなかなかないですがこちらのCasa Brutusによる京都シティガイドはお勧めです。


Casa BRUTUS特別編集 京都シティガイド (マガジンハウスムック CASA BRUTUS) ムック – 2021/9/30
Amazon.co.jpで購入できます。

アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO 展

門外不出の《三つのマリリン》、大型作品《最後の晩餐》ほか、京都でしか見られない日本初公開作品100点以上を含む約200点が一挙に日本にやってくる!アンディ・ウォーホルの内面に迫る注目の作品群―京都ゆかりの作品も公開!
URL|https://www.andywarholkyoto.jp/
※会期終了しました。

所感

アンディ・ウォーホルとは関係ないですが、東京では感じることのできない、「伝統・古さ」と「新しさ・今の時代」が共存する魅力的な街に行くのは、東京の殺風景な風景に慣れている感覚に、新しい刺激をもたらしてくれました。「古さ」と「新しさ」のコントラストが高い街に当たり前のように生活している人々や街並みを眺めながら散歩した時の感情は新鮮でした。

次は長期間、ゆっくり過ごす旅にしてみたいと思います。京都という魅力を今一度発見できた気がしています。

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