| 世界史

聖書を学ぶために映画『サン・オブ・ゴッド / Son Of God』を鑑賞しました

2023年8月7日(月曜日)、東京は昨晩は久々に涼しい夜で過ごしやすかったですが今日は猛暑日に戻っています。さて、西洋美術史を学ぶために必要になってくる「キリスト教」について勉強開始しました。

日本人の僕は、キリスト教が全くわからない!

世界史を学んでいくにはキリスト教への基礎的知識は欠かせません。キリスト教信者でない日本人の私にとって、全くといっていいほど知らない世界です。。。そこで何か良い教材はないかと探していたら評価の高かった『サン・オブ・ゴッド / Son Of God』という映画があり、聖書を良く知らない人にも分かりやすく描かれた傑作映画とのことなので、早速鑑賞しました。現在、色々な会社から配信されており自宅で気軽に観ることができます。

映画自体は、全米オープニング興収2,500万ドルとスタジオの予想を遥かに上回るヒットを記録。主演の、ディオゴ・モルガドの香り立つような色気が、主人公イエス・キリストには不適切と物議を醸しだしました。イケメンすぎるとのことです。監督はドキュメンタリードラマの第一人者として知られるクリストファー・スペンサー。聖書の壮大な物語を、初めて聖書に触れる人のためにコンパクトにまとめた作品です。

ちゃんと理解するには聖書や別の教材が必要です

聖書に詳しい方によると、話がギュッと結構まとめられているので別で学ばないと、しっかりとは理解できないとのこと。一時停止してはGoogleで検索しながら観たので完全に観終わるまで結構時間がかかりました。キリスト教信者でない日本人には馴染みのない世界観なので、この映画を観てからキリスト教について学んでいった方がイメージしやすいのは間違いないです。

ここを意識すると理解が進むかも

・ローマ帝国支配下のユダヤの地ナザレで「ユダヤ人の王」になると預言された子供が誕生しイエスと名付けられる。産んだ親はマリア様。
・成長したイエスは人々に神の言葉を伝えるために伝道活動を開始。その教えは次第に民衆へと広まり権力者(ユダヤ・ローマ帝国ともに)が恐れるように。
・ローマ帝国の支配に不満を持っていた民衆の暴動を恐れた時の権力者は、イエスを邪魔者とみなし、彼を捕らえて死刑にする計画を開始する……。
・1.ローマ帝国、2.ローマ帝国に支配されていたユダヤの地ナザレ(都市名)、3.ローマ帝国に支配されていたユダヤの地エルサレム(都市名)が劇中での重要な舞台。
・大祭司のカイアファについて:大祭司は、ユダヤ教の祭司階級の首長。ユダヤでは大祭司が王と同じように政治的な影響力をもっていた。
・ユダヤ教の国からキリスト教が生まれて世界中に広がっていった。


公開日: 2014年2月28日 (アメリカ合衆国)
監督: クリストファー・スペンサー
主演: ディオゴ・モルガド
原作: 新約聖書

処刑シーンの描写がリアルすぎる

十字架の貼り付けや処刑シーンはリアルに描かれている分、結構観るのが厳しく、一部早送りしちゃいました。グロテスクな表現に弱いかたはご注意ください。

まとめ

聖書はもちろん読んだことなく、全く知識がなかったので観るのは結構大変でしたが、観て良かったです。大枠の基本的なことがなんとなく分かった気がします。当時の生活のイメージも一緒に入ってくるのは大きいですね。これだけだと、まだ満足できないので引き続き勉強していきます。少し知ると、疑問がでてきます。。。(関係ないのもあります)

・イエス・キリストは本当に実在したのか?
・旧約聖書、新約聖書の違いは?
・イスラエル・パレスチナ問題をもっと知りたい
・ユダヤ人はなぜ、優秀と言われるのか?
・いつからリスチャンじゃない日本人は、クリスマスを祝うのか?
・いつから、クリスチャンじゃない日本人女性が、ウエディングドレスを着るようになったのか?

とか、西洋美術史に関係ある、なしに色々好奇心を刺激されますね。それではまた、色々学んだら紹介していきたいと思います。

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