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映画『フェルメールの謎 ティムの名画再現プロジェクト』を観ました

皆様こんにちは!今年は猛暑で異常なまでの暑い日々が続いています。体調管理大丈夫でしょうか?さて、2023年7月28日現在、東京都現代美術館では「デイヴィッド・ホックニー展」が開催されています。さっそく足を運んできましたが、そのデイヴィッド・ホックニーが出演していることでも話題になった映画「フェルメールの謎 ティムの名画再現プロジェクト」を昨晩観ました。(Amazon Prime Videoで観ることができます。)

日本でもヨハネス・フェルメールは大人気の画家の1人。あのリアルな名画はフェルメールが才能に恵まれていたからあのリアルな作品が生まれたものだと考えてましたが。。。衝撃的な映像作品です。

17世紀オランダで「風景画」「風俗画」が流行した時代の人気作家フェルメールがどのような方法で、あの名画を描いていったのか?ドキュメンタリーの映像作品として映画化されています。この映画自体は素晴らしく、フェルメールに興味のない方でも「写実的」な絵画が好きな方は、最後まで飽きずに観ることのできる作品です。

カメラ・オブスクラ

カメラ・オブスクラの仕組み参考
カメラの前身の「カメラ・オブスクラ」。現実世界を平面に映し出す装置のことをいいます。フェルメールはこの装置を使用してあの名画を描いたとされていますが、それを油絵初心者であり、テキサス州在住の発明家ティム・ジェニソンが実際に再現し、フェルメールと全く同じ絵を描くことに挑戦しています。その挑戦方法が徹底して当時を再現しようとしておりそのクオリティの高さにひきこまれました。

デイヴィッド・ホックニーが出演

この映画には「デイヴィッド・ホックニー」が出演しています。ホックニーも自身の書籍「秘密の知識」でフェルメールについて言及しておりこの映画においては重要な登場人物となっています。

「フェルメールの謎 ティムの名画再現プロジェクト」について

監督は“ペン&テラー”のテラー。製作はテラーのステージパートナーであるペン・ジレットとファーリー・ジーグラー。テキサス州在住の発明家ティム・ジェニソンが美術史上、最大の謎の1つを解明しようと試みる。17世紀オランダの巨匠ヨハネス・フェルメール(“真珠の耳飾りの少女”)は写真が発明される150年も前に、一体どのようにして、あれほど写実的な絵画を描くことができたのか? ジェニソンは17世紀にも存在したレンズと鏡を用いて、フェルメールが使用したかもしれない技法を発見。ある驚きの仮説を実証し、壮大な研究プロジェクトを最終的に成功させる。この長期プロジェクトの中で、ジェニソンはフェルメールが傑作を生み出したオランダのデルフトへ赴く。ヨークシャーの北岸では画家のデイヴィッド・ホックニーと会う。さらにはイギリス女王が所有するフェルメールの絵画を見るため、バッキンガム宮殿へも足を運ぶ。

出演:ティム・ジェニソン、マーティン·マル、ペン・ジレット
監督:テラー

秘密の知識

秘密の知識(普及版) 単行本
現代の巨匠、ホックニーが科学的、視覚的根拠により著した美術史における大胆な仮説。カラヴァッジョ、デューラー、ダ・ヴィンチ、アングルなど西洋の巨匠が描いた名画やスケッチの複製など500点の図版を駆使して実証。一大センセーションを巻き起こした美術史における発見、待望の普及版!(完全日本語版)

デイヴィッド・ホックニーDAVID HOCKNEY

1937年イングランド北部のブラッドフォードに生まれ、同地の美術学校とロンドンの王立美術学校で学ぶ。1964年ロサンゼルスに移住し、アメリカ西海岸の陽光あふれる情景を描いた絵画で一躍脚光を浴びた。60年以上にわたり美術表現の可能性を探る試みを続け、現在はフランスのノルマンディーを拠点に、精力的に新作を発表している。2017年には生誕80年を記念した回顧展がテート・ブリテン(ロンドン)、ポンピドゥー・センター(パリ)、メトロポリタン美術館(ニューヨーク)を巡回し、テート・ブリテンでは同館の記録となる約50万人が来場するなど、ホックニーは現代を代表する最も多才なアーティストのひとりとしてその名を確立している。

フェルメールの謎 ティムの名画再現プロジェクト / Tim’s Vermeer 予告編

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