このブログ記事は東京都現代美術館にて開催されていた、日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション展の一部を紹介しています。展示会場は下記の6種類に分けられていました。
今回は「4. 崩壊と再生」のエリアの作品の中から一部、紹介してきます。
※1.胎内記憶エリアは写真撮影禁止エリアなので記事はございません。
1. 胎内記憶
2. 戦後の終わりとはじまり
3. 新しい人類たち
4. 崩壊と再生
5. 「私」の再定義
6. 路上に還る
東日本大震災・原発事故について
2011年3月11日午後2時46分三陸沖の海底を震源とするマグニチュード9.0の地震が発生。地震発生から約50分後に大きな津波の直撃を受けました。
竹川宣彰 大知時代のガレー船 2013
ガレー船
ガレー船は、主として人力で櫂を漕いで進む軍艦。古代に出現し、地形が複雑で風向きの安定しない地中海やバルト海では19世紀初頭まで使用された。正確にはガレーであり、この語だけで船であることも意味しているが、この語が一般的でない日本では「船」を付して呼ばれることが多い。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
図録
日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション: ひとりの精神科医が集めた日本の戦後
単行本 2024/9/13 東京都現代美術館 (編集)
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国書刊行会
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「日本の戦後現代美術」の全貌に迫る、たったひとりの精神科医が集めたその圧倒的コレクションを集大成!
日本の現代美術を中心とするコレクションとして質・量ともに世界最大級の「高橋龍太郎コレクション」。伝説の作家から新進気鋭の作家まで、時代に対する批評精神あふれる総勢115組の作品をオールカラーで詳細な解説とともに余すところなく収録。高橋龍太郎へのインタビューや藪前知子によるエッセイ、高橋龍太郎コレクションの年表も付す。
【収録作家】
里見勝蔵|草間彌生|篠原有司男|羽永光利|宇野亞喜良|中村錦平|司 修|横尾忠則|赤瀬川原平|森山大道|荒木経惟|合田佐和子|立石大河亞|山口はるみ|菅 木志雄|空山 基|西村陽平|東恩納裕一|舟越 桂|森村泰昌|大竹伸朗|岡﨑乾二郎|O JUN|小林正人|前本彰子|根本 敬|奈良美智|柳 幸典|鴻池朋子|太郎千恵藏|村上 隆|村瀬恭子|∈Y∋|会田 誠|大岩オスカール|小沢 剛|ヤノベケンジ|天明屋 尚|千葉和成|西尾康之|やなぎみわ|小出ナオキ|加藤 泉|川島秀明|Mr.|山口 晃|岡田裕子|町田久美|石田尚志|小谷元彦|風間サチコ|塩田千春|蜷川実花|池田 学|三瀬夏之介|宮永愛子|華雪|加藤美佳|竹村 京|束芋|名和晃平|玉本奈々|国松希根太|竹川宣彰|できやよい|今井俊介|金氏徹平|工藤麻紀子|鈴木ヒラク|今津 景|小西紀行|小橋陽介|志賀理江子|千葉正也|毛利悠子|青木美歌|桑田卓郎|梅津庸一|大山エンリコイサム|坂本夏子|BABU|村山悟郎|森 靖|松井えり菜|松下 徹|やんツー|青木 豊|梅沢和木|佐藤 允|谷保玲奈|DIEGO|弓指寛治|近藤亜樹|庄司朝美|水戸部七絵|ナイル・ケティング|川内理香子|涌井智仁|ob|藤倉麻子|村上 早|BIEN|石毛健太|名もなき実昌|土取郁香|山田康平|友沢こたお|山中雪乃|Chim↑Pom from Smappa!Group|SIDE CORE / EVERYDAY HOLIDAY SQUAD|KOMAKUS|中原 實|久保 守|八谷和彦 ※順不同
【高橋龍太郎コレクションについて】
精神科医、高橋龍太郎(1946- )が1997年から本格的に蒐集を始めた、最大級の日本の現代美術コレクション。草間彌生、合田佐和子を出発点として、特に1990年代以降の重要作家の初期作品・代表作を数多く有する。これまで「ネオテニー・ジャパン 高橋コレクション」(2008-2010年 鹿児島県霧島アートの森、上野の森美術館ほか)、「高橋コレクション展−マインドフルネス!」(2013-2014年 名古屋市美術館ほか)、「高橋コレクション展 ミラー・ニューロン」(2015年 東京オペラシティアートギャラリー)など国内外26の公立・私立美術館でコレクション展が開催された。2020年には、現代美術の振興、普及への多大な貢献が認められ、令和2年度文化庁長官表彰を受賞。その総数は3500点をゆうに超え、現在もなお若手作家の最新動向を中心に拡大中。
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