皆さんこんにちは。今日は2024年11月9日(土曜日)、東京の天気は晴れですが、冬がやってきて肌寒い朝を迎えています。さて、昨日の日記にも書きましたが、昨日は東京都現代美術館にて開催されている、日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクションを鑑賞してきました。
美術展の会期は2024年8月3日(土)- 11月10日(日)、残りの会期は今日(土曜日)、明日(日曜日)の残り2日だけですが、展示作品の数もそうですが、様々な日本人による現代アートが展示されていますので、行くかどうかお悩みの方はぜひ行ったほうがいい美術展です。僕は4時間あっても足りなかったので、時間に余裕を持って足を運んでください。
最初のエリア1.「胎内記憶」は撮影禁止エリアで、今回紹介できる写真はエリア2.「戦後の終わりとはじまり」以降に展示してあった作品となります。
展示会場は
1. 胎内記憶
2. 戦後の終わりとはじまり
3. 新しい人類たち
4. 崩壊と再生
5. 「私」の再定義
6. 路上に還る
の6種類に分けられていました。
図録を読みながら写真を整理し、数日かけて更新されていく予定です。ご注意ください。
まず、こちらのブログ記事では「2. 戦後の終わりとはじまり」を紹介させていただきます。それ以降のエリアは後日、別のブログ記事で紹介致します。
美術館に到着したのは夕方16時くらいでした、開館時間延長されており20時まで、4時間鑑賞しました。
ミュージアムショップ「NADiff contemporary」の奥にも展示スペースがあり、名和晃平、蜷川実花の作品が展示されています。
1. 胎内記憶
写真撮影禁止エリアだったため、写真はございません。何よりも草間彌生の作品が多数展示されていたのが印象的でした。購入した図録で確認すると草間彌生さんの作品だけでも20作品以上は展示されています。初めてみたマカロニをモチーフとした作品や、金網を使用した作品は存在自体を知らなかったので観れて良かったです。空山基、横尾忠則の絵画作品や、写真作品は森山大道、荒木経惟といった著名な作家の作品も展示されています。
2. 戦後の終わりとはじまり
村上隆の初期作品「ポリリズム」
村上隆「ポリリズム 赤」
全体の写真を撮影し忘れました。
雑誌でした見たことのなかった作品でしたが、DOBクン(どぶくん)は陰影は描かれておらず、体の青の色味も落ち着いている作品でした。
屏風の裏もしっかり描かれています。
作品を下側から覗いた角度です(首の位置)
作品を裏側から
すいません。フリッカーが写ってしまいました。
図録
日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション: ひとりの精神科医が集めた日本の戦後
単行本 2024/9/13 東京都現代美術館 (編集)
Amazon.co.jp
国書刊行会
NADiff Online
「日本の戦後現代美術」の全貌に迫る、たったひとりの精神科医が集めたその圧倒的コレクションを集大成!
日本の現代美術を中心とするコレクションとして質・量ともに世界最大級の「高橋龍太郎コレクション」。伝説の作家から新進気鋭の作家まで、時代に対する批評精神あふれる総勢115組の作品をオールカラーで詳細な解説とともに余すところなく収録。高橋龍太郎へのインタビューや藪前知子によるエッセイ、高橋龍太郎コレクションの年表も付す。
【収録作家】
里見勝蔵|草間彌生|篠原有司男|羽永光利|宇野亞喜良|中村錦平|司 修|横尾忠則|赤瀬川原平|森山大道|荒木経惟|合田佐和子|立石大河亞|山口はるみ|菅 木志雄|空山 基|西村陽平|東恩納裕一|舟越 桂|森村泰昌|大竹伸朗|岡﨑乾二郎|O JUN|小林正人|前本彰子|根本 敬|奈良美智|柳 幸典|鴻池朋子|太郎千恵藏|村上 隆|村瀬恭子|∈Y∋|会田 誠|大岩オスカール|小沢 剛|ヤノベケンジ|天明屋 尚|千葉和成|西尾康之|やなぎみわ|小出ナオキ|加藤 泉|川島秀明|Mr.|山口 晃|岡田裕子|町田久美|石田尚志|小谷元彦|風間サチコ|塩田千春|蜷川実花|池田 学|三瀬夏之介|宮永愛子|華雪|加藤美佳|竹村 京|束芋|名和晃平|玉本奈々|国松希根太|竹川宣彰|できやよい|今井俊介|金氏徹平|工藤麻紀子|鈴木ヒラク|今津 景|小西紀行|小橋陽介|志賀理江子|千葉正也|毛利悠子|青木美歌|桑田卓郎|梅津庸一|大山エンリコイサム|坂本夏子|BABU|村山悟郎|森 靖|松井えり菜|松下 徹|やんツー|青木 豊|梅沢和木|佐藤 允|谷保玲奈|DIEGO|弓指寛治|近藤亜樹|庄司朝美|水戸部七絵|ナイル・ケティング|川内理香子|涌井智仁|ob|藤倉麻子|村上 早|BIEN|石毛健太|名もなき実昌|土取郁香|山田康平|友沢こたお|山中雪乃|Chim↑Pom from Smappa!Group|SIDE CORE / EVERYDAY HOLIDAY SQUAD|KOMAKUS|中原 實|久保 守|八谷和彦 ※順不同
【高橋龍太郎コレクションについて】
精神科医、高橋龍太郎(1946- )が1997年から本格的に蒐集を始めた、最大級の日本の現代美術コレクション。草間彌生、合田佐和子を出発点として、特に1990年代以降の重要作家の初期作品・代表作を数多く有する。これまで「ネオテニー・ジャパン 高橋コレクション」(2008-2010年 鹿児島県霧島アートの森、上野の森美術館ほか)、「高橋コレクション展−マインドフルネス!」(2013-2014年 名古屋市美術館ほか)、「高橋コレクション展 ミラー・ニューロン」(2015年 東京オペラシティアートギャラリー)など国内外26の公立・私立美術館でコレクション展が開催された。2020年には、現代美術の振興、普及への多大な貢献が認められ、令和2年度文化庁長官表彰を受賞。その総数は3500点をゆうに超え、現在もなお若手作家の最新動向を中心に拡大中。
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